このページでは「催眠術」について、詳しく解説しています。
催眠術について
こんにちは、催眠術師のヒロです。
今回は催眠術について、お話ししますね
催眠術を上手に使うと、自己実現がしやすく夢が叶いやすいと言われます。
しかし、
催眠術というと、ほとんどの方が体験したことが無いので
「本当にかかるの?」という疑問をお持ちになります。
未体験の場合は
・勝手にコントロールされる?
・科学的な説明が無くて怪しい!
・催眠術にかかると怖い!?
そんな印象をもたれることが多いですね。
人は知らないものや経験したことのないものに対して「怪しい・怖い」と考えることは、すごく自然で当然のことだと思います。
そこで、
催眠術を正しく理解していただくために専門的な用語は控えめにして、わかりやすく催眠術のお話しをさせて頂きます。
催眠術とは?
催眠は、暗示や洗脳と似たような意味で使われることもありますが
ニュアンスが違いますので簡単にご説明すると
暗示や洗脳は、催眠よりも長期間の時間をかけることで、
より強力な作用が働くのに対して
催眠は簡単に変化がみられる代わりに、
短時間で解けたり何か別の衝撃で解けたりします。
それではもう少し詳しくお話ししていきましょう。
【暗示】あんじ
暗に示すこと、
他人(自分自身でかけることもある)の潜在意識に、簡単な観念を与えるような言葉。
例えば、痛いの痛いの飛んでけーというのも暗示ですね。
習慣的に使っていくと人格にも影響があり、小さい時から「可愛いね」と育てられると可愛くなったり、医者の息子は医者になると言われるのも、小さいころから何かしらの暗示があったのかもしれません。暗示自体は簡単な催眠術のようなものですが、長期的にみると強力な力になります。
【洗脳】せんのう
洗脳は、強制的に人の思想や主義、考え方などを根本から変えることです。
洗脳をかけるには、その人の環境や周りの状況など組織的な仕掛けや時間が必要になります。
一度洗脳されるとそこから抜けるのは大変だと言われます。
【催眠】さいみん
催眠とは、他人(自分自身でかけることもある)によって、肉体的な変化や感情の変化、思考の変化、記憶の変化が引き起こされた状態のことです。
催眠術のかかり具合は個人差がありますが、殆どの人は何かしらの催眠にかかっているものです。
例えば、テレビのCMを見ていると、それが欲しくなったり食べたくなるなどは催眠の効果とも言えますね
テレビのCMや広告や看板などの多くに、催眠や暗示のような効果が出ているものが
沢山ありますが、実は作っている人も知らずに使っていたりします。
なんとなく、この色を使った方が「食欲が湧きそう」というくらいの感覚で作った看板でも
それを見た人も共感して「食べたくなった」と思う人が増えると
「〇〇効果」と意味を付けているのかもしれません。
広告関係では、催眠よりもサブリミナル効果(低レベルの知覚しないような刺激を与えることで潜在意識に入っていく)の方が理解しやすいかもしれませんが
突然ですが、レモンや梅干しを想像してみてください。
過去の記憶にあれば条件反射として反応がでます。
お口の中で唾液が出てきたり、酸っぱくなった方がいるのではないでしょうか?
イメージするだけで酸っぱく感じたり、沢山出る人は催眠術にかかりやすいと言えます。(想像力が豊かな人という意味で)
まぁこれは催眠というよりも条件反射ですが、私がお話しすれば催眠としても十分効果が期待できます。
条件反射とは
「パブロフの犬」で有名な生理学者のイワン・パブロフ博士によって発見された、後天的に経験したことを記憶し、同じか同じような経験をすると反射的に行動する、または体に変化があることです。
部分的ではありますが、同じような情報をイメージをするけで、目の前に無いものを感じたり体に変化があると言うのは催眠的な効果とも言えるのです。
なぜ、催眠術にかかるのか?
催眠術は潜在意識に働きかけるものです。
ただし催眠術は洗脳ほど強くはありません。何かの衝撃ですぐに解けますし、集中力がなくなるとかかりません。また、かかりたくないと思っていることはかかりません。 Wikipedia参照
言葉では催眠術にかかりたいと思っていても、その人が潜在的に催眠術にはかかりたくないと思っていればかからないんですね。
(時間をかければ出来る方法もありますけど)
潜在意識について
人は意識している部分と、無意識に行動している部分がありますが、潜在意識は無意識の領域にあるものです。
仏教では、瞑想や禅で悟りを開くのに、意識の深いところにある末那識(まなしき)とか阿頼耶識(あらやしき)と呼ぶ、人が意識できない潜在意識のすごく深いところにアプローチして修行することもありますが、
催眠術の潜在意識へのアプローチは、そんなに深いところのお話しではありませんので、ご安心ください。
催眠術は意識できない潜在意識にかけていくもので、潜在意識が受け入れると催眠状態に入ります。
ただし、潜在意識は自分を守るための機能でもありますので、かかりたくないと思っていることはかけることができません。
潜在意識と催眠について
潜在意識と催眠、これらは心理学において重要な概念となっています。
潜在意識とは、人が意識していない心の中の領域のことを指し
催眠とは、潜在意識にアクセスするための手段の一つです。
催眠療法は、患者がリラックスした状態で催眠術師に導かれ
潜在意識にアクセスすることで、心の問題を解決するために用いられます。
例えば、トラウマや不安などの問題を解決するために使用されます。
また、催眠は、記憶力を向上させる効果もあるとされています。
催眠状態では、脳波のパターンが変化し、記憶力を向上させる働きがあると考えられています。
しかし、催眠は一部の人には効果がない場合もあります。
また、催眠術師によっては、患者に対して不適切な指示を与えることがあるため、
注意が必要です。実績のある信用信頼のある術師にお願いすることです。
潜在意識と催眠については、まだ解明されていない部分も多く、今後の研究が期待されています。
カタレプシー
手が固まる(カタレプシー)など、簡単な催眠術はかかるけど、感情の変化など全くかからない場合は、本人の潜在意識が望んでいないからです。
人によって、味覚などの変化はするけど、手が固まる(カタレプシー)のような触覚はかからないということもあります。
自分は「催眠術にかかりやすいか?」という判断は、ご自身でなかなか分からないものです。
それは意識して考えていることと、あなたの潜在意識が感じていることが違ったりするからです。
私が直接見ればある程度分かるのですが、直感的な方であれば潜在意識がどう感じているかわかる人もいます。ただ普段の直感が外れる方は、意識したこととは逆の場合が多いというのもありますね。
最後に…
催眠術を上手く使うと、自己実現がしやすく夢が叶いやすいというお話をしましたが、
それは潜在意識の嫌な習慣を変えたり、メンタルブロックを外したりして、理想の自分へ変化することもできるからです。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、もしスピリチュアルや占いを信じることが出来れば、この不思議で面白い体験が出来るかもしれませんね。
是非、どこかでお会いできるのを楽しみにしています。
催眠術の体験
催眠術にかかってみたい方は、お問い合わせから体験を予約してみてください。
※大阪府大阪市(関西)で体験可能です。
その他の場所は交通費が必要ですので事前にご相談ください。